ブラジル『Gcmais』は14日、ブラジル・セアラ州内陸部でサッカーの練習中に高圧線が切れ、選手3人が感電したと報じた。
同メディアによれば、13日夜にセアラ州内陸部のカピストラノ地方のカルケイハの町でアマチュアサッカークラブのエスポルテ・クルベ・カルケイハが練習している際に高圧電線事故が発生し、選手3人が感電して負傷した。
目撃者や地元当局によると、競技場に張り巡らされた電気網に属する電線が競技中に破裂し、練習をしていたアンダーソンに直撃して感電したという。この状況に気づいた他のウラジミールとファブリクエルもチームメイトを救出しようと駆けつけた際に感電に巻き込まれたという。
事件後に記録された映像には、フィールド上で方向感覚を失い、気を失った被害者を助けようとする選手たちの姿が映っていた。
クラブディレクターのジョアン・バティスタ氏によれば、事故当時に選手たちはクラブアカデミーでトレーニングセッションに参加していたという。
3選手は救出され、カピストラノ中心部にあるノッサ・セニョーラ・デ・ナザレ病院に搬送。一晩経過観察を受け、翌朝退院したという。
電線を管理するセアラ州電力会社エネル・ディストリビサオンは「電力網は油田建設前にすでに設置されており、適切な基準内であったと報告している」と公式声明を出した。
同社は事故の原因を調査中で、専門チームを動員し、被害者とその家族と連絡を取り支援を行っていると述べた。