先日ブンデスリーガを制覇したバイエルン・ミュンヘン。トッテナム・ホットスパーから加入して2年目を迎えたハリー・ケインは、イングランド代表でも活躍している名FWでありながらもこれがキャリアで初のメジャータイトルであった。

今回は『PlanetFootball』から「まだメジャータイトルを獲得していない現役の名選手たち」をご紹介する。

グレゴール・コベル

現所属:ボルシア・ドルトムント

ドルトムントの“惜しい”守護神コベルは、若さとポテンシャルを兼ね備え、これまでにブンデスリーガ年間ベストイレブンに2度選出されたスイス代表GKだ。安定感のあるセービングとハイボール対応が持ち味で、ビッグマッチでも力を発揮する。

ただ、ドルトムントは近年タイトルから遠ざかっていることもあり、彼本人は大きな栄冠を獲得することはできていない。果たしてコベルはまだドルトムントに留まるのか、それともさらなる高みを目指すのか、今夏のマーケットで注目されそうだ。

ジョーダン・ピックフォード

現所属:エヴァートン

ネタにされがちのイングランド代表GKピックフォードだが、その実力は間違いなく一級品である。これまで73キャップを積み、EUROやW杯でも好パフォーマンスを見せてきた。ただ、クラブではエヴァートンの“不安定さもある守護神”として知られ、残留争いを何回も経験している。

このままエヴァートンに残ってもタイトル獲得の可能性はほぼゼロに近い状況でもある。移籍してチャンスを掴むか、あるいはエヴァートンの救世主になってクラブを救うのか。彼自身毎年のように悩んでいるはずだ。