この冬にガンバ大阪からベルギー1部のウェステルローにレンタル移籍した坂本一彩。
昨季J1で10ゴールとブレイクした21歳のアタッカーは、9日にアウェイで行われたシャルルロワ戦で2ゴールを決めた。前半29分に同点弾、その10分後には逆転弾を叩き込んだ。
ウェステルローは、坂本の活躍で3-1とリードしたものの、その後、まさかの3失点で3-4の痛恨敗戦を喫している。
それでも、現地は、「炎のシュート」「駆けつけた131人のサポーターに歓喜の声」「日本の美」と坂本の活躍を評価していた。
坂本はこれで今季6ゴール。レギュラーシーズン7~12位によるプレーオフを戦っているウェステルローは、これで欧州コンペティション行きの可能性が消滅し、あと2試合でシーズンを終える。
2023年U-20W杯に出場した坂本だが、まだ日本代表招集経験はない。6月のW杯予選では果たして。