今シーズンのイングランド2部に当たるフットボールリーグ・チャンピオンシップを制覇し、プレミアリーグへの昇格を決めたリーズ・ユナイテッド。

その中でクラブの年間最優秀選手賞と最優秀ゴール賞をダブルで獲得したのが日本代表MFの田中碧。今季フォルトゥナ・デュッセルドルフから400万ポンド(およそ7.4億円)という安い移籍金で加入したものの、期待を大きく上回る活躍を見せた。

田中の市場価値も劇的にアップしており、来季のプレミアリーグでの躍動も期待されているほか、ビッグクラブからの関心も囁かれている。

ただ『motleedsnews』が伝えたところによれば、あの名監督サム・アラダイスは「田中碧の獲得を繰り返すな」と警告しているという。

その発言は「No Tippy Tappy Football」というYouTubeでのポッドキャストで行われたもの。

MCのサイモン・グレイソンが今季の成功として田中碧の獲得をあげ、「彼の移籍金はたったの400万ポンドだった」と話した。それに対してアラダイスは以下のように語ったそう。

「しかしサイモン、そのような選手の獲得を続けるわけにはいかないよ。400万ポンドの選手を狙い続けてはダメだ。

そのようなことをしていても、結局はどこかの時点で大きなお金を出さざるを得なくなるものだ。これまでリーズはいつも予算を7~10人の選手に分散させて、それはプレミアリーグを戦う上で十分ではなかった。そしていつも降格していった」

プレミアリーグで「史上最高の日本人選手」TOP5

かつてボルトン・ワンダラーズやブラックバーンなど様々なクラブを指揮してきた名監督サム・アラダイス。2023年には残り4試合という段階でリーズ・ユナイテッドの監督に途中就任したが、降格を止めることができず、わずか30日で退任となっている。

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