今季ブンデスリーガの日本人選手において、サプライズと言える存在感を放ったチェイス・アンリ。
尚志高校からシュトゥットガルトへ加入して3シーズン目、キャンプからトップチームへ定着すると、開幕戦でデビュー。評価を高め、UEFAチャンピオンズリーグでもレアル・マドリー戦など5試合に出場した。
飛躍が大いに期待されたが、年明け以降はトップチームでの出場が激減。ブンデスリーガでは1試合もベンチ入りしておらず、さらに今年3月には内転筋の肉離れにも見舞われてしまった。
そうしたなか、『kicker.at』は7日、チェイス・アンリはセンターバックとしてもはや必要とされておらず、シュトゥットガルト退団が迫っていると報道。そして、レッドブル・ザルツブルクが獲得に関心を示していると伝えた。
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リザーブチームでもまだ戦列に戻れていないだけに、このまま行けば今夏ローンなどで新天地を選ぶことも十分考えられるチェイス・アンリ。21歳の決断が注目される。