英3部のケンブリッジ・ユナイテッドは、かつての所属選手であるトム・ヤング氏が4日に亡くなったという訃報を伝えた。
45歳という若さで亡くなったという知らせに関係者全員がショックを受けているとも。
スタッフォードシャー大学でスポーツジャーナリズムを学びながらプレーしていたというヤング氏は、2011年に股関節の怪我によって引退。
ビール醸造会社で会計士として働いていた2014年に視力に異常を感じると多発性硬化症と診断された。
2004年に結婚し、2人の娘を持つ父でもあったヤング氏は、2016年には回顧録も出版したが、45歳の若さで息を引き取った。
日本の国民的英雄も…「あまりに引退が早すぎた」ワールドスター5名
ケンブリッジ同様に彼の古巣であるノーザンプトン・タウンも「多発性硬化症と診断されたトムは人生を一変させるような出来事に見舞われたが、キャリア全体を象徴するような粘り強さと誠実さで立ち向かった。その後、選手時代と闘病を振り返った感動的で洞察に満ちた著書を執筆し、多くの人々に慰めとインスピレーションを与えてくれた」とその死を悼んでいる。