UEFAカンファレンスリーグは1日、準決勝1stレグの2試合が開催。
U-20日本代表DF小杉啓太が所属するスウェーデンのユールゴーデンはイングランドの強豪チェルシーとホームで対戦し、1-4で敗れた。
前半にジェイドン・サンチョとノニ・マドゥエケのゴールでチェルシーが2点のリードを奪うと、後半にもニコラス・ジャクソンが2点を追加。
ユールゴーデンも18歳のイサク・アレマイェフが1点を返したものの、ホームで完敗を喫し、2ndレグに向けて厳しい状況に立たされることになった。
小杉は先発して80分まで出場。『SvenskaFans.com』は19歳のプレーをこう評している。
「試合内容は賛否が分かれるものだった。これまでユールゴーデンで何度も素晴らしいパフォーマンスを見せてきたこの日本人選手だが、今回はこれまでで最も厳しい試練に直面した。
重要なスペースをカバーし、いくつもの決定的なインターセプトを見せたものの、0-4の失点に絡んだ責任が評価を大きく下げることになった。
後半には攻撃的なペナルティエリア内で強烈なインターセプトからゴールに迫る場面もあったが、惜しくも味方に当ててしまいチャンスを逃した。
総合的に見て、この夜の評価は3点(5点満点中)となった」
4失点目に直接絡んでしまったこともあり厳しい評価となったが、逆に敗戦で2点の選手が多い中で3点というのは小杉が持つクオリティの証とも言える。
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ユールゴーデンとチェルシーの準決勝2ndレグは1週間後の8日(木)に開催。なお、準決勝もう1試合はスペインのベティスがイタリアのフィオレンティーナにホームで2-1と先勝している。