久保建英が所属するレアル・ソシエダはラ・リーガで10位に甘んじており、イマノル・グラシアル監督の退任も決まった。
今季のソシエダは33試合で32得点しか奪えておらず、これはリーグワースト5位。久保はチーム2位となる5ゴールを決めているが、アシストはひとつもない。
そうしたなか、『Mundo Deportivo』はこう伝えていた。
「レアル・ソシエダは、残り5試合となったシーズン終盤にリーダーを必要としている。今後数週間でシーズン最大の目標、ヨーロッパリーグ出場権獲得に臨む。
残り5試合となり、競争が激化する中、チームは最重要選手たちの最高のパフォーマンスを必要としている。
今こそリーダーの出番であり、この重要な局面で活躍が期待される4人の選手は、アレックス・レミロ、マルティン・スビメンディ、久保、ブライス・メンデスだ」
28歳のレフティMFであるメンデスは、今季3ゴール1アシストに留まっている。
同紙は「メンデスも更なる貢献が求められる選手のひとり。ビルドアップでは重要な役割を担うものの、ゴール前での影響力は著しく低下している。ペナルティエリア付近でより積極的にプレーし、ゴールとアシストを量産し、前線で再び決定的な役割を果たすことが期待されている。ソシエダは、ヨーロッパリーグ出場権を獲得するために、最高の選手たちの活躍を必要としている。久保も同様でもっとチームに貢献するべきだ」とも伝えていた。
久保は今季リーグ戦で31試合に出場、全コンペティションでは47試合で7ゴール4アシストを記録している。ただ、不調のチームが盛り返すには、主軸のひとりである久保にさらなる活躍が求められるようだ。
なお、ソシエダはシーズン最終戦で久保の古巣レアル・マドリーと対戦する。