イギリス紙『The SUN』は23日、南アフリカ2部ダーバンシティに所属するDFシナマンドラ・ゾンディが、22日に実施されたミルフォードFCとの試合前ウォーミングアップ中に倒れ、その後搬送先の病院で死亡したと報じた。享年は22歳。

クラブは即座に声明を発表。「深い悲しみとともに、ダーバン・シティ・ファミリーの愛すべき一員であったシナマンドラ・ゾンディ(別名スゴラ)が亡くなったことをお知らせします。シナマンドラは才能あるサッカー選手というだけでなく、チームメイトであり、友人であり、兄弟であり、息子であり、彼を知るすべての人にとって発想の源でした。私たちは、彼の家族、友人、チームメイト、コーチ、そしてこの悲劇に影響を受けたすべての人々に心からの哀悼の意を表します。私たちはこの困難な時期に、彼の周囲の人々を引き続き支援していきます」と追悼のコメントを表明している。

また同紙によると、シナマンドラが倒れた後、試合は問題なく実施されたものの、ハーフタイム中に彼が搬送先で死亡したことを知ったクラブは即座に試合の中断を申し入れた。その為、試合は規定により、1-0でダーバンシティの敗北という結果に終わった。

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ダーバンシティは現在リーグで1位に位置しており、1部昇格に向け躍進を続けている。やむを得ない事情とはいえ、この敗北が昇格争いに影響を及ぼさないかについても注目が集まる。

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