2015-16シーズンには岡崎慎司らを擁したプレミアリーグで奇跡の優勝を遂げたレスター。
昨季2部で優勝し、再びプレミアリーグに戻ってきたが、1年での降格が決まってしまった。
レスターは20日に日本代表MF遠藤航が所属する首位リヴァプールに0-1で敗戦。2月以降は1分10敗と絶不調に陥り、5試合を残して2部行きが決まった(最下位サウサンプトンの降格も決定済み)。
リヴァプール出身のレスターDFコナー・コーディーは降格決定後にこう話していた。
「シーズンを通して、十分な力を発揮できなかった。今日はいいプレーができたと思う。ボールをうまく動かして、リヴァプールを無力化した。彼らはワールドクラスのチームだ。しかし、今シーズンを振り返ると、到底十分な力を発揮できなかった。
我々は批判を浴びてきたし、これからも批判を浴び続けるだろう。それは当然のことだ。今シーズンは開幕から、プレミアリーグで十分に戦えるレベルに達していなかった。
だからこそ、そのレベルに達しなければならない。なぜなら、批判は我々を苦しめるからだ。完全に打ちのめされているので、このことを真剣に受け止めなければならない」
Optaによれば、レスターは英トップリーグ史上初となるホームゲーム9試合連続無得点という不名誉記録も残してしまったという。
一方、リヴァプールは残り5試合で2位アーセナルとの勝点差が13ポイントと優勝に近づいた。