シーズン最終盤を迎えているイングランド2部のチャンピオンシップ。
日本代表MF田中碧が所属するリーズ・ユナイテッドは12日、第42節でプレストン・ノースエンドをホームに迎え、2-1と勝利し首位をキープした。
38節から40節にかけて3試合連続引き分けを喫し、一時自動昇格圏外の3位に後退したリーズ。しかし前節ミドルズブラを相手に1点を守り抜くと、この日も1点差の勝利で勝点3を積み上げた。
同じ週末、3位のシェフィールド・ユナイテッドは終盤の2失点でまさかの逆転負けを喫しており、これで首位と3位の勝点差は5ポイントに拡大。リーズが2年ぶりのプレミアリーグ復帰に大きく前進している。
田中はプレストン戦も先発し、フル出場で連勝に貢献。また、試合の中では、相手選手と対峙しながら棒立ちとなる珍しい場面が見られた。
🥶 Tanaka stand-off! pic.twitter.com/9Twz2j7Rqg
— Leeds United (@LUFC) April 14, 2025
敵陣深い位置で、まるで時間が止まったかのようなシーン。
SNSでは「ジャパフリーズ」「中盤の達人。落ち着き払っている。今シーズンのベストバイだ」「怪我をしたのかと思ったよ!」といった声のほか、日本人のファンからは、同じようによく“時を止める”川崎フロンターレ時代の同僚、家長昭博に例える声も挙がっていた。
なお、地元メディア『Yorkshire Evening Post』はこの試合の田中について、「まだ本調子ではない。ポジショニングで何度か監督を苛立たせ、デュエルでも支配的なプレーは見られなかった」と6点の評価を与えている。
プレミア昇格に近づくリーズは次節、19日(土)に17位オックスフォード・ユナイテッドとアウェイで対戦する。