モーガン・ギブス=ホワイト
2022年にウルヴァー・ハンプトンからノッティンガムフォレストに移籍したイングランド代表MFギブス=ホワイト。
同カテゴリーへの移籍ということもあり、ウルブズ戦ではサポーターから激しいブーイングを受け、試合序盤にはギブス=ホワイトに対して「お前のガールフレンドのケツ」というチャントが歌われた。
しかし、同選手はその直後に得点。不敵な笑みを浮かべながら、ウルブズサポーターに向け“耳を塞ぐ”パフォーマンスを行い、大きく話題となった。
スコット・ブラウン
日本代表FW古橋亨梧がセルティック時代に背負った『背番号8』の前任者として有名なセルティックのレジェンド、スコット・ブラウン。
日本では中村俊輔の元同僚として知られる彼も、チャントで誹謗中傷を受けた過去がある。
当時15歳のレンジャーズサポーターの少年によって歌われた「スコット・ブラウンの妹がトミー・バーンズを地獄に落としてやる」というチャントは、2008年に亡くなったブラウンの妹を中傷したもの。ブラウンの妹とセルティックのレジェンドとして知られるバーンズは、偶然同じ年に共に皮膚がんで亡くなっており、このチャントはその偶然を揶揄している。
セルティックのライバルであるレンジャーズでは、こうした過激なチャントやジェスチャーは日常茶飯事だ。しかし、この事件は「限度を超えている」として当時スコットランドでも大きな問題となった。