35歳にして現役引退を決断した元日本代表FW柿谷曜一朗。

セレッソ大阪の下部組織で育ち、2007年のU-17W杯では世界を驚かせるスーパーゴールを叩き込むなど、“ジーニアス”と称された天才的アタッカーだった。

その柿谷は、DAZNのやべっちスタジアムに出演すると、Jリーグの注目若手選手として、サンフレッチェ広島の18歳MF中島洋太朗を名指していた。

「まず、うますぎる。うますぎないですか?うまいだけで片付けたら、ダメなんでしょうけど、全部うまいんですよね。ワンタッチでプレーするときと…基本的にタッチ数が多くならないことを意識しているように見える。無駄なことをしない。タッチ数を少なく…俺のしなやかさ、どう?みたいな感じの」

同じく広島で活躍した中島浩司さんを父に持つ中島洋太朗は、卓越したパスセンスを誇る期待の逸材。

FWだった柿谷はいまだにFWばかり見てしまうというが、広島だけは中島のプレーを追いかけているとのこと。

やべっちこと矢部浩之さんは、難しいことをシンプルにやる点が中島と柿谷は似ているかもしれないとコメント。すると、柿谷はこんな話を言い出した。

「サッカーは僕はうまくないんですよ。僕はうまいとかじゃなくて、運動神経でカバーできてたタイプなんですよ。ミスをミスじゃないように見せていただけで、サッカー的に言うとミスなんですよ。(中島は)そういうのが全くない、中村憲剛さんもそうです。そういうのがうらやましいですし…」

この仰天発言に矢部さんは「なにが!?」と仰天。誰が見ても天才だった柿谷だが、本人的にはミスを帳消しにできるフィジカルが優れていたと感じているようだ。

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また、柿谷は現役時代には相手のシステムなどを一切考えていなかったとも告白。矢部さんが、運動神経でやっていたという話とつながっていると話すと、柿谷は「本当に頭が弱い(から笑)」とも話していた。

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