イラン1部のセパハンは、昨年6月末にフランス1部モナコを退団していた元フランス代表FWウィサム・ベンイェデルの獲得を発表した。
現在34歳の同選手は、2019年にスペイン1部セビージャから日本代表MF南野拓実も所属するモナコに入団すると、在籍5シーズンの間に公式戦118得点34アシストを記録して、元アルゼンチン代表FWデニス・オニス氏(223得点)に次ぐ同クラブ歴代2位の得点数を挙げた。
セビージャ時代には、フットサルのフランス代表に選ばれ、フランス人サッカー選手としては史上初めてサッカーとフットサルの両方でレ・ブルーのユニフォームを着た。
2019‐2020シーズンのフランス1部では25試合18ゴールを挙げて得点王に輝き、退団する2023-2024シーズン終了までモナコの得点源として活躍した同選手だったが、モナコを契約満了で退団して以降は、無所属の状態が続いていた。
2023年の夏以降、ベンイェデルは性的暴行や強姦などの容疑で捜査対象になっており、同年8月には警察に48時間拘束された後に90万ユーロ(1.4億円)の保釈金を支払い、釈放されていた。容疑をかけられている彼と兄弟はそれを否認している。
ベンイェデルが入団したセパハンはイランの古都イスファハーンを本拠地とするクラブで、過去にはAFCチャンピオンズリーグ決勝でJ1浦和レッズと激突して、2試合合計1‐3で敗れて準優勝に終わっている。
今季のリーグ戦では2位に位置し、首位トラークトゥールを勝点2差で追走している。
同クラブは昨年11月にフランス人指揮官パトリス・カテロン氏が監督に就任し、セビージャとフランス代表でベンイェデルとチームメイトだったMFスティーヴン・エンゾンジがプレーしている。
イランではフットサルの名門としても有名なセパハン。
ベンイェデルが再びサッカー選手とフットサル選手の二足の草鞋を履くマルチな活躍をするのか気になる。