Jリーグは1日、KPMGコンサルティング株式会社と2025年4月よりサポーティングカンパニー契約を締結したと発表した。

KPMGコンサルティングによれば、今回のサポーティングカンパニー契約は、デジタルマーケティング領域における取り組みを連携して行うことを目的としたものだという。

周囲を取り巻くさまざまな環境変化を踏まえ、リーグ全体のより一層の成長促進のため、2つの成長戦略である「トップ層が、ナショナル(グローバル)コンテンツとして輝く」「60クラブが、それぞれの地域で輝く」を掲げ、その実現に向けた構造改革を推進しているJリーグ。

一方のKMPGコンサルティングは、スポーツビジネスの支援を専門としたチームを有しており、デジタルテクノロジーを活用したファンエンゲージメントの向上や、スポーツチーム・団体のサステナビリティ経営の実現に向けた社会価値共創活動の推進など、スポーツ産業の活性化および、より地域に根ざしたスポーツチーム・団体の実現に向けた支援を行っている。

今回、KMPGコンサルティングはこれまでスポーツチーム・団体に向けたデジタルマーケティングの戦略立案から実行支援など、さまざまなサービス提供を通じて培ってきたノウハウや知見を活用。

AIを活用したよりきめ細やかなファンの行動予測や嗜好性などの推定を行う仕組みや、それらを踏まえたファン一人ひとりに適切な情報を届ける仕組みの構築など、デジタルテクノロジーを活用したone to oneマーケティングの実現に向けて、ファンエンゲージメント向上に関する取り組みを支援するとのことだ。

KPMGコンサルティングは2024年から「Jリーグ気候アクションパートナー」としてサステナビリティ領域における連携を開始しており、今後は両領域からJリーグの活動を支援することになる。

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なお、Jリーグは同じく2025年4月より、CPAエクセレントパートナーズ株式会社、株式会社JTBの2社ともサポーティングカンパニー契約を締結している。

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