いまや世界最高のストライカーとなったノルウェー代表FWアーリング・ハーランドがプロデビューしたのは、母国のブリーネというクラブだ。

そのブリーネは3月30日に行われた今季開幕戦でボド・グリムトに0-1で敗れたが、GKヤン・デ・ブールがマンオブザマッチに選出された。

PKを阻止した彼に、副賞として大量の卵が贈られたことが話題になっている。

この賞品は、肉と乳製品の生産が中心となっている地元農業とのクラブのつながりを示すものだそう。

『BBC』によれば、農業との結びつきは強く、試合ではサポーターが「俺たちは農家、それが誇り」とよく叫んでおり、ピッチサイドのトラクターから試合を観戦できる「VIP」チケットも販売されているとか。

次の試合ではマンオブザマッチに選ばれた選手には地元産の牛乳が贈られるそうで、ブリーネのマーケティングマネージャーとしてはしてやったりだったようだ。

「面白いですね、これが話題になることは分かっていましたよ。

これは我々が近年、農業プロフィールをかなり明確にしてきたという事実と関連したものです。地元のアイデンティティを強調するためのものですね。

今は野菜の季節ではありませんが、初物のカリフラワーが到着したら、カリフラワーが賞品になります。次の試合では、農場の牛乳が賞品です。

(デブールは卵に大喜びしていたが)彼はすぐに全部は持って帰れないことに気付き、チームメイトにもあげていましたよ。

彼がここに来てまだそれほど長くはありませんが、自分がどんなクラブに来たのか分かったはずです(笑)」

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24歳のオランダ人GKデブールは、今季ノルウェーへ移籍したばかり。ちなみに、ヘーレンフェーン時代には小林祐希とも同僚だった。

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