マンチェスター・シティは30日に行われたボーンマスとのFAカップ準々決勝に2-1で勝利した。
ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドがPKを失敗した後に先制されるも、後半にハーランドの名誉挽回ゴールなどで試合をひっくり返した。
年俸2600万ポンド(50.2億円)の最強FWハーランドは、最近蹴ったPKは6本中3本失敗している(2本は相手GKがセーブ、1本はクロスバー直撃)。この日は相手GKケパ・アリサバラガにあえなく阻止された。
ただ、ジョゼップ・グアルディオラ監督は、新しいPKキッカーを任命するかと聞かれると、「絶対にない。彼はブライトン戦で決めている」と話していた。
近年、シティはPKの成功率が問題になってきたが、当分はハーランドにキッカーを任せるようだ。
なお、シティはFAカップ史上初となる7大会連続準決勝進出を達成。
グアルディオラ監督は「アンビリーバブルだ。今日はここでの最初の試合(1-2で敗れた昨年11月の対戦)とは比べ物にならないプレーだった。あの時は逆転するほどの力はなかった。雑な試合が多かった。今シーズンはひどいものだが、何も変わらない。昨年は決勝で優勝できなかった。来季のCL出場権確保を目指していく」と語っていた。
シティはFAカップ準決勝でノッティンガム・フォレストと対戦する。