イタリア1部ジェノアとキットサプライヤーのKappaは26日、2024-25シーズンのフォースユニフォームを発表した。
ネイビーとイエローの組み合わせという異色のデザインは、アルゼンチンの名門ボカ・ジュニオルスのクラブ創設120周年を祝したものだ。
Genoa 2024-25 Kappa Fourth
ジェノア 2024-25 Kappa フォース ユニフォーム
今季のセリエAも残り2カ月というタイミングで発表となったフォース(第4)ユニフォーム。
今作はホームタウンであるジェノヴァと深い関わりのあるボカ・ジュニオルスの120周年を祝う目的で制作された。ネイビーを基調にイエローのバンド(ボーダー)はボカのトレードマークだ。
ボカは1905年4月3日、ジェノヴァからの移民たちによってアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで結成された。この名門クラブがユニフォームの背中に“XENEIZE”(スペイン語でジェノヴァ人の意味)をレタリングするのはそのためだ。
ジェノアの今作のユニフォームには、そのXENEIZEのジェノヴァ語版である“ZENEIXI”が肩部分に刻まれている。
ロドリゴ・パラシオ、ニコラス・ブルディッソなど、過去に数名の“元ボカ”がジェノアのユニフォームに袖を通してきた。ジェノヴァにルーツを持つとも言えるボカとジェノアは、ある意味で兄弟のような存在なのかもしれない。
その兄弟の120周年を祝うフォースユニフォームは、29日の第30節ユヴェントス戦でお披露目に。敵地アリアンツ・スタジアムで行われた一戦は0-1でジェノアが敗れている。
選手用キットには胸スポンサーロゴ入り。遠目には完全にボカのユニフォームにしか見えないが、人によっては元ボカの高原直泰氏が代表を務める沖縄SVを思い出すかもしれない。
ボカ・ジュニオルスも!超名門なのにユニの胸が「空白となった」3チーム
ジェノヴァの地からボカ・ジュニオルスの120周年を祝うフォースユニフォームは、ジェノア公式オンラインストア、欧州のKappaオンラインストアで販売中。