日本代表が世界最速で出場を決めた2026年ワールドカップは、アメリカ・カナダ・メキシコの北米3か国で共催される。

開催国であるアメリカ代表は、昨年9月にマウリシオ・ポチェッティーノ監督を招聘。史上最高となる年俸600万ドル(8.9億円)でW杯本大会までの契約を結んだ。

今月、アメリカはCONCACAFネーションズリーグファイナルを戦ったが、20日の準決勝でパナマに0-1で敗れると、23日の3位決定戦でもカナダに1-2で敗れた。一方、メキシコが決勝でパナマを2-1で下して優勝している。

元アメリカ代表のクリント・デンプシーは、『CBS』の解説でこう嘆いていた。

「イラつくのは、2022年以降チームとして進歩していないこと。あそこから発展していくように見えたのに、そうなっていない。

特に2026年W杯に向かっていくことを考えればね。アメリカにとっていい状況ではない」

42歳のデンプシーは、ランドン・ドノヴァンと並びアメリカ代表史上最多得点記録を持つレジェンドだ。

アメリカは、地元カリフォルニアで開催された今大会で2連敗。

昨年9月にカンザスシティで行われたカナダ戦にも1-2で敗れており、それまで国内ではカナダ相手に1957年以降負けていなかったが、これで隣国相手にも痛恨の連敗となった。

日本代表、2026年W杯で「背番号10」を背負いうる4人

ポチェッティーノ監督は、「もしネガティブなこと、学ぶべきことがあるのなら、それは今の方がいい。時間はある。1年後ではなく、今日そうなることを望んでいる」と話していたが、果たして。

【厳選Qoly】日本代表、全選手の契約メーカーと着用スパイク一覧(2025年3月シリーズ完全版)