佳境を迎えつつある2026年ワールドカップに向けたアジア最終予選。
グループCでは日本代表は3試合を残して本大会行きを決めている。
25日に日本と対戦するサウジアラビアは、20日にホームで行われた中国戦に1-0で勝利。
中国選手から頭部へのキックを受けたサウジ選手が負傷するアクシデントもあった試合の後にはこんなシーンもあった。
サウジのエルヴェ・ルナール監督が、中国のブランコ・イヴァンコヴィッチ監督の胸倉をつかむ!?ただ、2人とも笑顔で不穏なムードはなかった。
アラビア語メディアはこのシーンをこう伝えている。
「彼は癇癪を起こしたのか!?ルナールが中国監督のシャツを引っ張る!
一見すると物議を醸す瞬間のように見えたが、両監督間の友好的な雰囲気から、単なるからかいのひとときであったことが判明。
ファンからは様々な反応を引き起こしたが、確かなのは、熱い性格で知られるルナールが、ピッチ上で苦しい夜を過ごした後にユーモアのセンスを加えたということだ」
56歳のルナール監督は、現役時代にはプロになれず、アマチュア時代には8年もの間「清掃員として働いていた」経歴を持ち、後に自ら清掃会社も立ち上げた人物。
中国戦については、勝利に満足しているとしつつ、もっと効率的な攻撃が必要とも口にしていた。