2016年から率いてきたマンチェスター・シティでサッカー界を席巻する強さを見せつけてきたジョゼップ・グアルディオラ監督。
先日、イタリアの名将であるファビオ・カペッロ元監督がそのグアルディオラ監督を批判したことは大きな話題になった。
78歳のカペッロは「(グアルディオラの)傲慢さのせいで、バイエルン・ミュンヘンとシティではチャンピオンズリーグのタイトルを何度も逃した。常にビッグゲームで戦術的に主役になりたがっていたからだ。彼はサッカー界に多大な損害を与えた」などと発言。イタリアでも多くのチームがグアルディオラ監督のアプローチを真似したと指摘した。
そうしたなか、グアルディオラ監督は、カペッロの発言に対してこう反応した。
「カペッロ氏がああいうことを言うのは初めてではない。私にイタリアサッカーを台無しにするほどの力はないよ(笑)ファビオにビッグハグを送る」
実際、カペッロはかねてよりグアルディオラ監督よりもユルゲン・クロップ氏を推してきた人物。
また、2人はかつてローマで監督と選手という関係にあったが、カペッロは選手時代のグアルディオラをわずか6試合にしか起用しないなど冷遇した。