かつてJリーグのFC東京やガンバ大阪で活躍したブラジル人FWルーカス・セヴェリーノ。ガンバでは2008年のACL優勝に貢献するなど実力派助っ人として愛された。

彼の息子である19歳のペドロが交通事故で重篤な状態にある。

『Globo』によれば、ブラジルのユース代表経験もある有望株のペドロはボタフォゴと2027年と結んでおり、レンタル移籍したRBブラガンチーノの初練習に向かう際に事故に見舞われたという。

深刻な状態にある彼は鎮静剤、人工呼吸補助、脳神経保護措置などによる集中治療を受けている。火曜には脳死判定プロトコルが行われたが、「咳反射」を示したために水曜午後に中断されたそう。

彼が高速道路上で事故に遭ったのは3月4日早朝。18歳の同僚と一緒に練習場に向っていたハイヤーがトラックの荷台が衝突し、ペドロは頭部に重傷を負った(軽傷だった同僚はすでに退院)。

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2人を乗せたハイヤーの運転手は、事故当時居眠り運転をしていたと警察に話したという。前日の午後6時から火曜午前2時までは休んでおり、呼気検査でアルコールも探知されなかった。事故当時乗っていた選手2人は眠っていたとも。

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