デンマークメディア『Tipsbladet』は6日、デンマーク1部ブレンビーが筑波大学のU-23日本代表FW内野航太郎の獲得に向け動いていると報じた。
内野は横浜F・マリノスの下部組織出身で、現在は筑波大学でプレーする20歳。同誌によると、内野は既にデンマーク入りしており、チームのトレーニングに参加予定。クラブはその内容次第で、夏に内野を獲得するか否かを決定するようだ。
ブレンビーには内野と同じ神奈川県出身の日本代表FW鈴木唯人も所属している。鈴木は先月のヴェイレ戦では2ゴールを決めるなど現在大活躍を見せている。
ブレンビーのフットボールディレクターを務めるカーステン・V・イェンセン氏は昨年10月、現地メディア『brondbylyd』の取材に対し日本人選手の獲得を強化していく方針を語っており、その言葉が現実となった。
大学からJリーグを経由せずヨーロッパへ渡った日本人選手6名とその後
筑波大学では、過去に元日本代表FW平山相太が在学中にオランダ1部ヘラクレスに加入している。とはいえ、今回の内野のブレンビー加入も実現すれば、Jリーグクラブを経由せず大学から直接海外挑戦を行う異例の挑戦となる。内野は日本人選手の新境地を切り開くことになるのか、今後も目が離せない。