関東大学サッカーの最高峰、関東リーグ1部もいよいよ佳境。
週末に行われた第19節では、首位明治大と2位筑波大がそれぞれ中央大と東海大に勝利。残り3試合で3位東洋大との勝点差が11ポイントとなったことから、リーグ優勝の可能性は上位2チームに絞られた。
昨季は筑波大が優勝し、明治大が3位。一昨季は逆に明治大が優勝して筑波大が3位と、ともに近年の関東大学リーグをけん引してきた(いずれの年も2位だった東京国際大を含め)。
今季は19節終了時点で両チームが勝点45と並んでおり、得失点差で明治大がわずかに3ポイントリードしている状況だ。
明治大と言えば長友佑都、筑波大では三笘薫や谷口彰悟など、日本代表選手を数多く輩出。今季もJリーグ内定選手が多い2チームだけに、優勝の行方が気になる方は少なくないはず。
そこで、それぞれの残り3試合の対戦カードをチェックしてみた。
■明治大
11/2 vs東洋大(3位)
11/9 vs日本大(7位)
11/17 vs流通経済大(6位)
■筑波大
11/2 vs国士舘大(9位)
11/10 vs桐蔭横浜大(8位)
11/17 vs駒澤大(11位)
両チームとも中位チームとの対戦が多いなかで、注目はやはり今週末に行われる明治大と東洋大の上位対決。明治大にとってはリーグタイトル奪還に向けたホームでの大一番となる。
一方、筑波大で気になるのは最終節の駒澤大戦。関東1部は12チーム中下位2チームが自動降格となるため(※10位は2部3位との入れ替え戦)、状況によっては優勝だけでなく残留をかけた一戦に。
さらに、最終節は筑波大と明治大が同じ会場(味の素フィールド西が丘)で試合を開催。しかも筑波大が11時キックオフで先に試合を行うことから、もし現状のように“追う状況”であるならば14時キックオフの明治大に目の前でプレッシャーをかけられるかがカギとなる。
最後に、得点ランキングもチェック。
11点 東川続(国士舘大4年)
11点 内野航太郎(筑波大2年)
10点 熊倉弘達(日本大4年→ヴァンフォーレ甲府内定)
10点 中村草太(明治大4年→サンフレッチェ広島内定)
10点 藤森颯太(明治大3年)
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トップは東川続と内野航太郎。1点差で3選手が追っており、こちらもどんな結末を迎えるか楽しみだ。