昨夏のパリ五輪で日本の10番を背負った斉藤光毅。
23歳のアタッカーは、今季から英2部のQPRでプレーしているが、22日のポーツマス戦では後半35分で交代を余儀なくされた。
『West London Sport』によれば、マルティ・シフエンテス監督は「光毅は鼻と口に強い衝撃を受けたので、交代せざるを得なかった。クレイジーなエルボーだと思うが、確認する必要がある」と相手選手の肘打ちへの不満をあらわにしていたそう。
斎藤はここまでリーグ戦33試合で2ゴール2アシストを記録。170cmと小柄で昨季まで所属したオランダでも愛される存在になったが、イングランドでもそうなりつつあるようだ。
シフエンテス監督は「彼はペナルティエリア際での1vs1が得意で、それを阻止するのは非常に難しい。ほかの部分でも成長している。守備もうまくやっているし、ビルドアップでも頼りになる。ハイレベルなプレーをしているよ」と称賛。
『LondonWorld』も「齋藤はイングランドでの1年目ながら、タイトなボールコントロールとトリッキーなドリブルで高い評価を得ている。ピッチ外での陽気なインタビューのおかげもあり、ファンの人気者」と伝えている(QPRはウェストロンドンにある)。