日本代表MF守田英正が所属するポルトガル1部のスポルティングCP。
リーグ2連覇を目指すなか、23日のAVS戦は格下相手に2-2で引き分ける無念の結果となった(守田は負傷欠場)。
スポルティングは前半を2点リードで終えるも、後半31分にPKで失点すると、その後、DFウスマヌ・ディオマンテが退場。数的不利になると後半アディショナルタイム6分に痛恨の失点を許し、勝点2を逃すはめに…。
この結果、首位スポルティングと2位ベンフィカは勝点で並ぶことになった。
21歳のディオマンテは、身長190cmのコートジボワール代表DFで、4000万ユーロ(62.7億円)の市場価値がある大器。
ただ、彼は2月8日のポルト戦でも一発退場になったばかり。スポルティングが不服申し立てを行ったことで、出場停止処分が2試合から1試合に軽減された。
それによって、AVS戦で復帰できたのだが、そこでまた退場になり、チームに迷惑をかけてしまった形。その間にあったCL2試合に出場していたが、リーグ戦では2試合連続の退場になる。
『A Bola』によれば、ディオマンテは、自分のミスを認めて、退場につながった軽率な行動について、ロッカールームでチーム全員に謝罪したという。監督と同僚選手たちはそれを受け入れたとも。
スポルティングは、CLを含めてこの5試合勝ちがない(4分1敗)。ハムストリングを痛めて、3~4週間の離脱が見込まれる守田の復帰も気がかりなところだ。