ファジアーノ岡山は23日、ジュビロ磐田からMF松本昌也が完全移籍で加入することになったと発表した。

松本は1995年1月25日生まれの30歳。JFAアカデミー福島出身で、世代別の日本代表として将来を嘱望され、2013年に大分トリニータでプロ入りした。

4年目の2016シーズン、背番号10を背負い大分のJ2復帰に貢献すると、翌2017年にジュビロ磐田へ移籍。徐々にチームの主力となり、2023シーズンにはJ2で38試合9ゴールを挙げてJ1昇格に大きく貢献している。

昨季J1で35試合に出場し、J2へ降格した今季も活躍が期待されていたなか、Jリーグ開幕後に移籍を決断した松本のコメントは以下の通り。

ファジアーノ岡山公式

「初めまして。この度、ファジアーノ岡山に加入する事になりました、松本昌也です。岡山の一員としてプレーできる喜びと責任を持ち、たくさんの勝利に貢献できるように頑張ります。よろしくお願いします」

ジュビロ磐田公式

「ジュビロ磐田に関わる皆様、クラブを愛するファン・サポーターの皆様へ

この度、ファジアーノ岡山に移籍することになりました。オファーをいただいたときに、1人のサッカー選手としてチャレンジしたい気持ちが1番に湧き出てきました。今シーズンこれからというタイミングで、自身の気持ちを受け入れてくれたクラブに感謝しています。

そして最高のチームメイト、監督、スタッフ、会社の皆さん、パートナー企業の皆様

何よりこの8年間、苦しい時期の方が多かったと思います。ただ、どんなときもジュビロ磐田を愛し、熱い気持ちを届けてくれたファン・サポーターの声援が、僕の原動力となり支えになりました。皆さんと共に戦えたことは僕の誇りです!言葉にならないくらいの感謝とありがとうを伝えたいです。

これからのジュビロ磐田の躍進を心から願っております。本当に8年間ありがとうございました!」

今季、悲願のJ1初昇格を果たしたファジアーノ岡山は、開幕戦で京都サンガF.C.に勝利したものの、第2節は同じ昇格組の横浜FCに敗戦。一方、J2に降格したジュビロ磐田は水戸ホーリーホック、サガン鳥栖を相手に開幕2連勝を飾っている。

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次戦は、岡山が26日(水)にガンバ大阪、磐田が3月1日(土)にV・ファーレン長崎とそれぞれ対戦する。

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