マルセイユ時代に酒井宏樹と盟友関係を築いたことで知られる元フランス代表フロリアン・トヴァンは、現在、セリエAのウディネーゼでプレーしている。

21日のレッチェ戦でそのトヴァンから強引にPKキッカーの座を奪ったウディネFWロレンツォ・ルッカが話題になっている。

24歳のルッカは、前半32分に問題のPKを決めたが、チームメイトは誰も祝おうとせず。総スカン状態になった彼は、その直後に懲罰交代。

ウディネは1-0で勝利したものの、コスタ・ルニャイッチ監督は「トヴァンが最初のPKキッカーだ。議論が長引いたのを見て、ルッカは独断で決めた。だから彼を交代させることにした。規律を守らない人間は嫌いだ。チームを軽視したが、チームより重要な存在などない」と苦言を呈していた。

その後、ルッカは「タフな男になりたかったけれど、自分ひとりじゃ何者でもない」とSNS上で謝罪。

ファンたちは「自分の行動が間違っていたことに気づいたという事実には大きな意味がある」、「大事なのは自分が間違っていたことを認め、謝罪して前に進むこと」などとコメントしている。

「チームメイトなのにガチ喧嘩になった7つの事件」

ウディネは3月1日の次節でGK鈴木彩艶が所属するパルマと対戦する。

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