サウサンプトンでプレーしている日本代表DF菅原由勢は、22日に行われるブライトン戦に向けて「三笘薫を止めたい」と話した。
今季AZアルクマールからサウサンプトンに加入した菅原は、序盤戦こそゴールやアシストを決めるなど活躍したものの、その後徐々に出番を減らしている状況にある。
またチームも成績が低迷して最下位に沈んでおり、シーズン途中で監督交代に追い込まれるなど苦戦。残留圏内に入るには勝点10の差をひっくり返さなければならない状況にある。
そんな中、菅原は『Daily Echo』のインタビューに答えて様々なことを話していた。
サウサンプトンからギョズテペに期限付き移籍している松木玖生、そして日章学園高校から3月に加入予定の高岡伶颯について、そして週末に対戦するブライトン戦などについて、菅原は以下のように答えている。
「松木玖生と高岡伶颯とは話しているよ。どちらもここに来たがっているけど、松木にとってはちょっと厳しい状況になっているね。
レント(高岡伶颯)はU-21のチームで出場していいパフォーマンスを見せてくれると思う。そのあと、ファーストチームで一緒に練習することになるかもしれないね。
それは我々にとって本当に良いことだよ。僕は日本人1人だけのチームでプレーすることに慣れているけど、若い選手はそうではないかもしれないからね。
チーム内に日本語を話せる人がいないと、コミュニケーションを取ったり生活をしたりするのは難しいところもある。ただ、僕がここにいることで彼らとお互いに助け合うことができるかもしれないね。
レントが料理をしたりすることはないと思うからね。彼はプロサッカー選手がピッチの内外でどのように生活しているのかをまだ知らない。多くのことを教えなければならないし、彼も学びたいと思っているよ。
日本サッカーのレベルは上がっているのは確かだし、だからこそ我々がここに来て自分たちの力を発揮できる。遠藤航、三笘薫、冨安健洋のような選手たちのおかげだね。
ビッグクラブでプレーしている彼らが実力を発揮してくれれば、イングランドに来る新しい選手にとってもありがたいことだね。スカウトが日本人選手の優れた資質を認めてくれるし、投資するのもより簡単になる。
前回ブライトンと対戦した時には三笘にゴールを決められてしまって、勝点1を分け合うことになった。だからこそ今週末は勝ちたいし、絶好調の彼を止めたいね」
サウサンプトン対ブライトンの試合は日本時間で22日の24時からキックオフ予定となっている。三笘薫が左サイドで起用されているため、右サイドを得意とする菅原が先発すれば直接マッチアップすることになるが…対戦を期待したいところだ。