世界的強豪であるリヴァプールでプレーする日本代表MF遠藤航。

アルネ・スロット監督が就任した今季は出場機会が減っているが、クローザーとしての役割を全うしており、指揮官はプロとしての姿勢も高く評価している。

この日の会見でもこう語っていた。

「今季のワタ(遠藤)は我々のために本当に役に立っている。何分間プレーするかは必ずしも重要な問題ではない。2分でもとても重要になれるし、90分(プレーしても)あまり重要ではないこともある。

私が思うに、ワタがスペシャルなのは、5分でも10分でも20分でも25分でも、彼に頼らなければならないとき、彼は必ずやってくれるということだ。

ひどく単純そうに聞こえるが、そうでもない。なぜなら、出場時間がほとんどない選手が、チームが自分を必要としたときに最高のパフォーマンスを発揮できるように精神的に強くなることは、必ずしも簡単ではないからだ。プレー時間が少ない選手ほど、自分のリズムやクオリティーを出すのが難しいものだからね。

ただひとつ言えるのは、守備はクリエイト(チャンスメイク)よりも簡単ということ。だから、長い間プレーしていない選手が何かを生み出さなければならない(攻撃でのチャンスメイク)としたら、それは常に守備よりも難しいことなんだ。

彼は我々にとって重要な選手だし、これからの数週間でも同じように重要な選手になるだろう」

遠藤は出場時間にかかわらず常に貢献してくれると評価しつつ、守備は攻撃よりもやりやすいとも説明していたようだ。

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リヴァプールは、19日に9位アストン・ヴィラと、23日にはマンチェスター・シティと対戦する。

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