ブライトンで活躍する日本代表MF三笘薫が強豪チェルシー相手にまたもスーパーゴールを決めた。
8日のFAカップ4回戦で圧巻の決勝ゴールを決めていたが、14日に行われたプレミアリーグ第25節でも衝撃的なゴールを叩き込んだ。
前半27分、GKバルト・フェルブルッヘンからのロングフィードを卓越したトラップでコントロールすると、相手DFをかわしつつ、シュートを突き刺した。
『BBC』は「48回のボールタッチを記録した三笘が左サイドを支配」と伝えており、試合もブライトンが3-0で勝利。
『Sky Sports』で試合解説をした元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー、ブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督、そして、ブライトンGKフェルブルッヘンはこう讃えていた。
キャラガー
「三笘は並外れている。あのボールタッチだけではないが、あのタッチだけでも今シーズンのプレミアリーグで見た中で最高のもののひとつだ。
あのゴールは本当にファンタスティックだった。明日は誰もがこれを話題にするだろうし、全国民が見ている」
ヒュルツェラー監督
「スペシャルな選手がやる説明不可能なこともある。彼がやったスペシャルなアクションだったし、彼はそれにふさわしい。毎日ハードワークしているからね。彼はこのクラブに完全にコミットしているし、私も嬉しい。
前の試合でミスをしたフェルブルッヘンにも言及しなければいけないね。彼はパーソナリティを見せつけ、アシストを決めた。三笘のすごいタッチと選択だったが、いつだって誰かのアシストが必要だからね」
GKフェルブルッヘン
「あれは練習していたし、背後にスペースが見えた。アンビリーバブルなタッチで、最高のフィニッシュだったね」
GKからのフィード一発というのは練習から狙っていた形だったようだ。
一方、チェルシーはボール保持率69.4%を記録しながら、枠内シュート0で敗れ去った。
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督は「最初の30分は我々がコントロールしていたが、あの瞬間(三笘のゴール)の後は簡単にチャンスを許し、自分たちはチャンスを作るのに苦戦するようになった」とうなだれていた。