元ノルウェー代表DFヨン・アルネ・リーセが、「24時間トレッドミルランニング」を完走したとのことだ。
リーセはかつてモナコやリヴァプール、ローマ、フラムなどで活躍した左サイドバックで、圧倒的なスタミナと強烈な左足で知られた選手であった。
2016年、そして2017年と2度引退を表明していたものの、2023年6月に42歳で現役復帰し、5部リーグで選手としてプレーしたという鉄人っぷりでも話題を集めていた。
『The SUN』によれば、リーセは今回故郷の街であるモスで行われたチャリティーランニングイベントに参加することになったという。
そこで行われたのが、フィットネスクラブにあるトレッドミル(いわゆるランニングマシン)で24時間走り続けるという耐久イベントだ。
ほとんどのランナーは複数名で24時間を分け合って完走したとのことだが、なんとリーセはたった一人で24時間全てを走りきってみせたとのこと。その模様は本人のInstagramでも配信されていた。
そしてその努力は多くの観客に感銘を与え、このイベントでは1万7850ポンド(およそ330万円)の募金を集めることに成功したそうだ。これは全額メンタルヘルス支援の団体に寄付されているという。
なお、リーセはこのランニングを終えた後このように語っていたとか。
「肉体的にも精神的にも、これまで経験した中で最も過酷で厳しい体験だったよ。ときには信じられないほどに苦しい時間もあったが、それだけの価値があったね。
もう家に帰って、シャワーを浴びて、ソファに足を乗せて、これまでで最も大きなケバブを注文するよ!ホットソースも、ペプシマックスも、キャンディーもだ。2日間は一切動かないつもりだよ」
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24時間走ったあとですら、ペプシマックス(ローカロリーのバージョン)を選ぶところがさすがのリーセである。