ドイツと日本
失格になった大会:ワールドカップ
期間:1950年
ドイツ代表は1934年と1938年のワールドカップに出場し、後者では3位という好成績を収めていたが、その後第二次世界大戦が勃発した。
そこで枢軸国側として敗戦したドイツと日本は、戦争終了後の1950年にブラジルで行われたワールドカップで出場禁止処分を受けている。ただ、その次の1954年大会では西ドイツとして優勝を果たしている。
ユヴェントス
失格になった大会:UEFAの全大会
期間:2023-24
ユヴェントスは2006年にカルチョ・スキャンダルによって2部降格処分を受けたことで知られるが、2023年にもUEFAとのトラブルで大会を追放されてしまった。
欧州のクラブの経営状況を監視するルールであるファイナンシャル・フェアプレーに抵触したことにより、1シーズンの間はヨーロッパのカップ戦に出場できない状況になっていた。
メキシコ代表
失格になった大会:ワールドカップ
期間:1990年
1970年と1986年のワールドカップを開催した実績を持っていたメキシコ代表であるが、実は1990年のイタリア大会には出場資格が与えられていなかった。
その理由は、1988年に行われた南米U-20選手権において年齢を超過した4名の選手を故意に出場させていたことが明らかになったためだ。この事件の結果、FIFAは2年間の国際大会出場禁止の処分をメキシコに言い渡している。