FWアンヘル・ディ・マリア(SLベンフィカ、ポルトガル1部リーグ)がサウジアラビアからのオファーを明かした。14日、『as』が伝えた。

2007年にベンフィカから欧州の舞台に挑戦し、そこからレアル・マドリ―、マンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマンなど数々のビッグクラブを渡り歩いてきた。ユヴェントスから2023-24シーズンに古巣であるベンフィカへ戻ってきたディ・マリアだが、同時期にサウジアラビアから高額のオファーがあったと明かした。

「これまで生きてきて、紙面でも見たこともないような金額のオファーがたくさんあったんだ。それで家族と相談して私は『いや、リスボンに行く、ベンフィカに戻りたい』と伝えたよ」

37歳となり、キャリアの晩年を迎えている元アルゼンチン代表FW。サウジアラビアからの誘惑を断った理由に、友人からの助言があったと説明した。

「私にはマネージャーがいない。私のものを管理し、あらゆる面で助けてくれるのは友人なんだ。(サウジアラビアのクラブから)オファーを受けたが、断った。そして同じクラブから、2倍以上の金額で再びオファーが来た。私はまたノーと言ったんだ。それで友人は『いま、彼らに伝えなくてはいけないよ。だって彼らは、君がそこで遊びたくないなんて知らないんだから』と気づかせてくれた」

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また、ディ・マリアの妻も「彼らはどうやってあなたにそれ(多額の給料)を渡すのかしら、おかしいわね」とサウジ移籍へ懐疑的な意見を共有。友人や妻の考えを聞いたディ・マリアは「キャリアの終わりにあのような場所に行く気はまったくない」と強調し、古巣に戻る決断をした。

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