ミズノは10日、新しいアッパー構造でフィット感と軽量性が進化したフットボールシューズ「ミズノ アルファ 2」シリーズを発表した。

Mizuno α II

ミズノフットボールシューズのコンセプトである“軽量・柔軟・素足感覚”をベースに、プレースピードが上がった現代フットボールに求められるハードワークへの機能を兼ね備えたミズノフットボール史上最もスピードを追求したモデルとして2022年11月に発売された「ミズノ アルファ」シリーズ。

新作となる「ミズノ アルファ 2」シリーズは、前作での選手の声を反映し、アッパー部の構造やパターンの見直しを行うことで、より柔らかく快適なフィッティングを実現し、さらなるスピードを追求したシリーズになっている。

ミズノ アルファ 2 JAPAN

アッパー部の構造は、前作の5層から6層にアップデートし、より柔らかなフィット感を実現。足首周りのパターンも改良し、より快適なフィッティングを追求した。

また、タングやインソール、履き口裏材に加えて、アッパーの裏材全面にグリップ力の高いZEROGLIDE α MESH(ゼログライド アルファ メッシュ)を採用することで、プレー中の足のズレを軽減し、足との一体感と軽量性を追求している。

アウトソールは、α Triangle Stud(アルファ トライアングルスタッド)を引き続き採用し、より進行方向へのスピード、クイックな動きに注目した構造に。

また、エネルギーロスを小さくし、全力疾走に貢献する高反発中底 KaRVO RSTM(カルヴォ)の厚さを再設計し(上写真)、反発性と柔軟性を追求。踵部分にMIZUNO ENERZY(ミズノ エナジー)を採用することでクッション性も追求している(下写真)。

「ミズノ アルファ 2」シリーズは、全モデルともラスト(木型)はEngineered Fit Last NEO(エンジニアード フィット ラスト ネオ)、アウトカウンター構造のソール、そしてα Triangle Studを採用することで、トップモデルの良さを他のモデルにも落とし込んでいる。

ミズノ アルファ 2 ELITE

トップモデルの『ミズノ アルファ 2 JAPAN』より一つ価格帯の低い『ミズノ アルファ 2 ELITE』では、JAPANモデルと同じアッパー設計を採用し、踵部分にMIZUNO ENERZY(ミズノ エナジー)を採用することでクッション性を追求している。

中底は『モレリア ネオ 4 JAPAN』と同様にすることで、軽量、柔軟、素足感覚を追求。これらのアップデートによって、前作より約10グラムの軽量化を実現した(※27.0cm片方)。

ミズノ アルファ 2 PRO

テイクダウンモデルの『ミズノ アルファ 2 PRO』もJAPAN モデルと同じアッパー設計を採用。アウトソールは、スタッドの大きさや素材を変えることで、トップモデルに比べて耐久性のある仕様になっている。

中底は、『ミズノ アルファ 2 ELITE』と同様にしており、こちらも今回のアップデートによって、前作より約5グラムの軽量化を実現した。

パッと見ではトップモデルとテイクダウンモデルの見分けがつかない今シリーズ(右上の『ミズノ アルファ 2 PRO』のみアウトソールのカラーリングが単色系で少し異なる)。

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ミズノブランドアンバサダーを務める元日本代表DF吉田麻也やポルトガル代表FWジョアン・フェリックスなどが着用予定の「ミズノ アルファ 2」シリーズは、2月14日(金)より全国のミズノ品取扱店で発売される。

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