プレミアリーグで首位を走る日本代表MF遠藤航所属のリヴァプール。
遠藤の32歳の誕生日でもあった9日に行われたFAカップ4回戦では、2部最下位に沈むプリマスに0-1で敗れて、まさかの敗退となってしまった。
遠藤もフル出場した試合はリヴァプールがボール保持率75%と押し込むもPKの失点で痛恨の敗戦。
プリマスは成績不振でウェイン・ルーニー監督を昨年末に解任していたが、望外の金星となった。
Optaによれば、プレミアリーグ首位チームがFAカップで2部以下のチームに負けるのは2018年のマンチェスター・シティ以来史上4度目だそう。
この日のリヴァプールはゴール期待値が0.44しかなく、OBのロビー・ファウラーは「ボールを動かすインテンシティがリヴァプールらしくなかった」と嘆いていた。
また、モハメド・サラーらをベンチにも入れなかったアルネ・スロット監督の起用法にも批判が寄せられている。
そのなかで、遠藤のパフォーマンスは評価されており、『Liverpool Echo』は「ジョー・ゴメスの交代後はキャプテンとCBを引き継ぎ、またもそのポジションで活躍。誰も失望させなかった」として7点を与えていた。
また、Xのフォロワー数192万人を誇る『Empire of the Kop』も「遠藤航は他の選手よりはるかに優れていた。率直に言って、遠藤は絶対的に傑出していた。この日本代表選手は休むことなくプレーを続け、128回のボールタッチを記録した」と讃えている。
ただ、遠藤にとって、出場機会を得ていたカップ戦での敗退は痛い。