ラス・パルマスでキャプテンを務めているMFキリアン・ロドリゲスは、自身の癌が再発したことを発表した。

キリアン・ロドリゲスは1996年生まれの28歳。ラス・パルマスの下部組織で育った選手で、2019年にトップチームへと昇格してからクラブ一筋にプレーしているセンターハーフだ。

彼は2022年の8月にホジキンリンパ腫という癌の一種に罹患したことを発表し、それから長く治療を行っていた。

それからおよそ8ヶ月後にサッカー選手として復帰することに成功し、ラス・パルマスを1部リーグに昇格させるなど多くの活躍を見せていた。

ところが、今年1月はじめに行われていた血液検査の結果が思わしくないものだったために調査したところ、ホジキンリンパ腫が再発したことが明らかになったという。

「昨日、血液専門医から癌の再発が告げられた。これから6ヶ月にわたって新たな化学療法をスタートし、再びこの病気と闘わなければならない。

僕のメッセージは当時と同じだよ。2025-26シーズンにまた彼らと再び会えることを楽しみにしている。選手やコーチ陣を信頼しているので、その時にもリーガで戦っているだろうと確信しているよ」

今シーズンはこれまで1768分出場しており、チーム内ではGKのヤスパー・シレッセンを除いて最もプレー時間が長いキリアン・ロドリゲス。

この癌の治療によって少なくとも今シーズンは出場できない状況となるため、チームにとっては大きな痛手となる。

心臓の病気から生き延びたサッカー選手たち

しかしながらキリアン・ロドリゲスは「選手やコーチを信頼している」と話し、リーガ10位につけているチームが残留を成し遂げてくれることに確信を持っているようだ。

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