4日、英3部のバーミンガムは、横山歩夢がベルギーのヘンクにレンタル移籍すると発表した。期間は2024-2025シーズン末まで。

J1で最速スピードも叩き出した21歳の横山は、昨夏にサガン鳥栖からバーミンガムへ移籍。公式戦19試合で4ゴールをマークしていたが、リーグ戦では10試合で計162分ほどしかプレーできていなかった。

そうしたなか、『Birmingham Mail』は、「バーミンガムが横山をレンタルさせた理由」という記事を伝えていた。

岩田智輝も所属するバーミンガムは3部で首位に立っており、昇格争いのなかで横山を起用する機会がより減ってしまう可能性があるとのこと。

「横山には技術、才能、そして観客を楽しませる能力がある」、「この21歳のポテンシャルは間違いない。チーム内で最高のウィンガーだという議論もある。確かに最高の選手になるための素質を持っているが、磨きをかける必要がある」、「バーミンガムは横山が試合メンバーに入る保証もないまま、練習場で1週間を過ごすよりも、プレーすることの方が重要だと考えている」という。

ベルギーで経験を積ませるためにレンタルに出したようだ。

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なお、かつて伊東純也が活躍したヘンクには、現在リザーブチームに吉永夢希と保田堅心が所属している。

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