2日に行われたベルギー1部のヘント対アンデルレヒト戦に渡辺剛、伊藤敦樹、後藤啓介が揃って先発出場した。
日本人対決にもなった一戦は、伊藤が開始6分で決めたゴールが決勝点になっている。
アンデルレヒトGKマッズ・キッケンボアは、味方からのバックパスを受けるとヘントに猛プレッシングをかけられ、迷った挙句に蹴り出したボールがパスミスになり、伊藤がそれをダイレクトで蹴り込んだ。
25歳のデンマーク人GKのせいだけにするのは酷なシーンだったが、結果的に痛恨のプレーに…。
試合を解説した元ベルギー代表FWジル・デビルデは「なにしてんだ!後方からつなぐのが監督の哲学だが、時にはボールを蹴り飛ばさなければならないこともある。特にそれ以上の選択肢がない時には。想定にも時間がかかりすぎ、躊躇しすぎてそのままプレーしてしまう。ひどい判断だ。ボールを蹴り飛ばすべきだった。簡単な話だ」と指摘していた。