1月7日にFC町田ゼルビアとの契約を更新していたFWエリキであるが、ブラジルリーグのクラブへ移籍する可能性が浮上しているようだ。
『Globo Esporte』は30日にエリキのインタビューを掲載。その冒頭には「元ボタフォゴとパウメイラスのストライカーであるエリキは、昨季の終わりにアジアでの5年半の活動を終えた」と書かれている。これはシーズンを完遂したという意味とも取れるが、記事全体を通して見てもブラジルのクラブと接触していることが明かされている。
エリキは記事の中でのインタビューで以下のように話している。
「僕のキャリアの中でもアジアでのプレーは特別な章だった。重要な成果を上げることができたし、思い出深いタイトルを祝福することもできた。アジアを下に見る人々は多いが、そこにあるものは簡単ではない。しっかりとしたサッカー文化がある。
町田のファンは誰よりも情熱的だ。ここに来て目標を達成するチャンスを得られたことはとても嬉しいものだよ。ブラジル復帰の可能性?それは僕がいつも懐かしく思っているものだ。僕が生まれ育ち、成長した国だ。排除することは絶対にできない」
Jリーグの開幕が2週間後に近づいている状況であるが、エリキはまだブラジルで休暇を過ごしていることが明らかにされており、町田の練習には合流していないようだ。
FC町田ゼルビアは2月16日(日)14時からサンフレッチェ広島とのホームゲームで今シーズンをスタートさせる。果たしてエリキはそれまでに日本へと戻って来るのだろうか。