先日行われたUEFAチャンピオンズリーグのブレスト戦で3-0で勝利したレアル・マドリー。ただリーグフェーズでは8位以内に入ることができず、2月11日からスタートするプレーオフラウンドに臨むことになった。
ベスト8に入っていればプレーオフの2試合が少なく済んだところであるが、レアル・マドリーはホームとアウェイの試合を余計に戦わなければならない。
『Movister+』のインタビューに答えたレアル・マドリーMFジュード・ベリンガムは、このスケジュールが非常に厳しいと話したという。
「カップ戦もある、スペイン・スーペルコパもある、さらにラ・リーガの試合もある。その中で追加される数試合をプレーしなければならないのは大変だよ。常に遠征しているように感じるし、難しいシチュエーションだ。
ただブレスト戦は個人としてもチームとしても素晴らしい試合だったね。チャンスを上手く活かし、守備でもうまく対応できていた。前線の3人もうまく機能し、とても素晴らしかったよ」
レアル・マドリーは31日に行われる組み合わせ抽選の結果によって、プレーオフの対戦相手がセルティックかマンチェスター・シティのどちらかに決まる。
ベリンガムは「シティは今厳しい時期を過ごしているが非常にクオリティの高いチームだ。もし対戦したら勝つのは難しいだろうね。ただ、セルティックも素晴らしい成績を残しているチームだし、ここにいるに値する存在だ」と話したという。
今季新たな「スイス・システム」と呼ばれる大会方式を導入したUEFAチャンピオンズリーグ。
まず参加する全チームが「リーグフェーズ」と呼ばれる1次ラウンドを戦い、コンピュータによって振り分けられた8チームと対戦する。
その結果で1~8位の8チームは決勝トーナメントにストレートインし、9位から24位の16チームはプレーオフラウンドへと進む。それはホーム&アウェイの2試合で行われ、勝ったほうが1~8位のチームとの対戦に臨む…という形式だ。
つまりリーグフェーズで8位以内に入れば試合数が2つ少なくなるものの、9位以下であれば2試合余計に戦うことになるレギュレーションである。
ベリンガムはこれによって試合数が増えてしまうことが「難しい」と感じているよう。