6位:セルヒオ・ブスケツ
イエローカード枚数:213枚
レッドカード枚数:4枚
バルセロナのレジェンドであるセルヒオ・ブスケツは、MFとしてその冷静さと知性を武器に長年チームを支えた「プレーメーカー」である。中盤の底からゲームコントロールするセンスは世界中に衝撃を与えた。
しかし守備的MFというポジション柄、相手選手を止めるために激しいタックルやファウルを行うことも少なくなかった。
その結果キャリア通算で217枚のカードを受けている。特にバルセロナの黄金期では、攻撃陣を支える縁の下の力持ちとして活躍した一方、前線でのミスが起こった際には汚れ役にならざるを得ない場面も多かった。
5位:ペペ
イエローカード枚数:210枚
レッドカード枚数:17枚
ポルトガル代表やレアル・マドリー、FCポルトなどで活躍したセンターバック。彼は荒々しいプレーと激しいタックルで有名で、数多くのストライカーを恐れさせた人物だ。
その強烈なプレースタイルはファンを魅了する一方で、批判の的になることも多かった。キャリア通算227枚のカードのうち17回は退場。時折あまりに暴力的なこともあり、相手を負傷させるようなタックルもあった。
それでも、その守備力とリーダーシップは高く評価されており、2024年に引退するまで長く第一線で活躍を続けた。
4位:アルトゥロ・ビダル
イエローカード枚数:227枚
レッドカード枚数:13枚
ビダルはバイエルン・ミュンヘンやユヴェントス、バルセロナ、インテルといったビッグクラブを渡り歩き、数多くのタイトルを獲得した万能型MFだ。
しかし、そのプレースタイルは非常にフィジカル的であり、荒っぽいタックルやレフェリーへの抗議でカードを受けることが多かった。キャリア通算240枚のカードはその象徴である。
どのチームでも欠かせない存在でありながら、時折リスクを伴うプレーを見せる選手でもあった。現在も母国チリで現役を続けており、この記録はさらに更新されていくだろう。