ポスティングシステムを使い、千葉ロッテマリーンズからMLBロサンゼルス・ドジャースへの移籍が決まった佐々木朗希投手。
192cmの長身から最速で時速165キロの速球を投げ込む剛腕は、23歳にしてアメリカ挑戦を決断した。
そうしたなか、佐々木投手がプロ入りした際にロッテで監督を務めていた井口資仁さんが、『ABEMAスポーツタイム』に出演。
佐々木投手を叱ったり、怒ったりしたことは「1回もない」と断言すると、元サッカー日本代表DF槙野智章は思わず驚嘆していた。
井口「1回もないですね、むしろお手本です!褒めてる方が多かったですね。野球に向かう貪欲な姿は、若い選手も見習わなくちゃいけないところは一杯ありましたし。彼のプランニング、次に投げるまでにどうしたらいいのかなど1年間すごいしっかりしていた。(怒るどころか)逆に選手たちに見習えといった方です(笑)」
槙野「ないんですか!なかなかないんですか?1年目から佐々木選手みたいな選手は?」
井口「いないですよ!(ドラフトで)くじを引いて、次の日に挨拶に行ったら、自分が開幕で投げるためにどうしたらいいですか?みたいな」
槙野「えっ!?それを聞いてきたんですか!?うわぁ、すごいな、本当に」
井口「トレーニングメニューを出してくれっていうくらいですから。今(チームに)いる選手でも、そんなこと言ったやついないって言いましたから(笑)」
佐々木投手は自分のなかでプランニングが確立されており、高校時代の初対面から意識の高さを感じさせたとのこと。
この話を聞いた槙野は、どうやったらサッカーが上達するかではなく、どうやったらテレビに出られるのかを聞いてきた現日本代表の後輩選手がいたとジョークを飛ばしていた。