ベルギー1部のアンデルレヒトでプレーする後藤啓介。
19歳の大型ストライカーは26日のメヘレン戦で初めて先発起用されると前半24分に嬉しい初ゴールを決めた。
トルガン・アザールのクロスに対して、191cmの長身を折りたたむようにして低空ダイビングヘッドで合わせると、GKの手をすり抜けてゴールとなった。
初先発で初ゴールを決めた後藤は72分間プレーし、チームも4-1で勝利している。
『Het Nieuwsblad』は、後藤についてこう伝えていた。
「日本人サッカー選手といえば、技術に長けた小柄な選手たちを思い浮かべる。揺るぎない献身と十分以上の技術を兼ね備えた彼らは、ベルギーに来た日本人選手のほぼ全てを体現している。
しかし、後藤はそのリストに完全には当てはまらない。ダヴィド・ユベール監督は、身長191cmとすでに異例の日本人選手である後藤をすでに2度出場させており、ルイス・バスケスを犠牲にしてこのストライカーを前線に起用している」
23歳のルイス・バスケスは、190cmのアルゼンチン人ストライカー。指揮官の抜擢にゴールで応えた後藤のさらなる活躍に期待したい。