22歳の日本代表GKGK鈴木彩艶が所属するパルマは、26日に行われたセリエA第22節ミラン戦に2-3で敗れた。
鈴木は、1点リードの前半37分にコーナーキックの場面で相手選手を後ろから手で突き飛ばしたことでPKを献上…。
その後、パルマが勝ち越すも後半アディショナルタイムにまさかの連続失点を喫し、痛恨の逆転負けとなった。
現地紙は、「とんでもない無知」「無謀な行為」「愚か」として、鈴木のPK献上シーンを酷評している。
パルマのファビオ・ペッキア監督は、無念の逆転負けに「痛いが、これがサッカーだ。付け加えることはない」とこぼしていた。
一方、劇的逆転勝利を遂げたミランのセルジオ・コンセイソン監督だが、試合直後のピッチ上でミランのキャプテンであるダヴィデ・カラブリアと衝突。
乱闘未遂は現地でも話題になっているが、カラブリアは「誤解があった。アドレナリンがすごく高まっていた。お互いに理解できない部分があったが、解消できた。サッカーではよくあること。これが初めてでも最後でもないだろう。見ていて気持ちのいいものではないので、とにかく謝罪する」と述べていた。
コンセイソン監督も「毎日ナーバスだよ(笑)。試合中にアドレナリンが溜まって... 別に何でもない。このスポーツで情熱とともに生きている。私にとっては問題ない。我が子と同じように、レストランで不適切な行動があったら、それは良くないことであり、何か言わなければいけない。私は率直な人間だが、私はいつも我が子を守ってきた」とコメント。
なお、コンセイソン監督は、ポルト時代に中島翔哉を公開説教した人物でもある。