セルティックからの退団が噂されている古橋亨梧。今月で30歳になった彼は、フランスのレンヌへの移籍が迫っている。
そうしたなか、セルティックの宿敵であるレンジャーズでエースFWだったクリス・ボイドは、『The Scottish Sun』のコラムで、古橋の移籍に言及。
「セルティックは亨梧の放出というミスをしたが、セルティックは同じ轍を踏むことはできない。
セルティックは、古橋亨梧をシーズン途中に放出するという大胆な決断を下した。
(中略)
亨梧のセルティック退団については、この件をリードしてくれた『Sun Sport』の同僚たちに敬意を表さなければならない。
この日本人ストライカーが今マーケットで移籍するという考えをあざ笑った専門家もいた。
しかし、私は『何かが起こっており、近いうちに契約が成立するだろう』と先週のコラムでつづった。
そして、どうなった?1週間後、亨梧はフランスに向けて荷物をまとめ、ロジャーズ監督は、彼が数か月前から退団を希望していたことを明かした。
彼はビッグゲームプレーヤーとして、そしてオールドファーム・ダービー(セルティック対レンジャーズ戦)で活躍した選手として記憶されるだろう。
しかし、セルティックのファンが本当に注目すべきは、次に何が起こるかだ。
ロジャーズ監督は、亨梧の後任をきちんと決めなければならないというプレッシャーにさらされている。 そうでなければ、彼を売るという大胆な行動は愚かに見えるだろう」
レンジャーズに何度も煮え湯を飲ませてきた古橋がシーズン中にセルティックを去ることに思うところがあるようだ。
なお、古橋はレンジャーズ相手に17試合で8ゴールを叩き出している(対戦成績も10勝3分4敗)。