セルティックの得点源として活躍を続けてきた古橋亨梧。

今月で30歳になった彼は退団を希望しており、フランス1部レンヌへの移籍が濃厚とされている。

そうしたなか、元セルティックFWクリス・サットンは、『Daily Record』のコラムで、古橋をシーズン途中に放出することに断固反対している。

「亨梧の売却は理解できない。去るのに正しいタイミングと不適切なタイミングがある。

ブレンダン・ロジャース監督は亨梧が移籍を望んでいると言った。それは分かる。夏に売却するのは構わないが、なぜ今、もっと多くの成果を得られるシーズンの真っ最中なのか。3年半が過ぎて、彼は明らかに新たな挑戦を望んでいたが、決めるのは彼ではない。

私はロッカールームにいたわけではないが、亨梧は悪いやつには見えないし、騒ぎを引き起こすようなタイプにも見えない。(キャプテンの)カラム・マクレガーは最近、彼はいまでも幸せな男だと言っていた。

クラブは見事に運営されており、ビジネス上の決定が関係していることは理解している。一部のファンや評論家はいい取引だと言うが、私はまったくそうは思わない。30歳の選手に1000万ポンド(20億円)はいい移籍金だと言う人もいるだろうが、現代サッカー界でゲームチェンジャーとなる選手にとっては大した金額ではない。

ちなみに、30歳は年寄りではない。リヴァプールのモハメド・サラーを見ればわかることだし、セルティックがレンジャーズのようにお金を必要としているわけでもない。

亨梧の損失は甚大で、セルティックはトップクラスの後釜を用意しなければならない。そうでなければ、今アジア人を売ることはできないだろう。

前田大然は亨梧のような中央での役割は果たせない。同じようなボールタッチもゴール嗅覚もない。亨梧の売却は間違ったシグナルを送ることになる」

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サットンは、古橋はセルティック史上最高の助っ人FWだったヘンリク・ラーションに次ぐ存在だったとしつつ、このタイミングでの売却は理解できないと異を唱えていた。

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