かつてチェルシーやリヨンなどで活躍した元フランス代表MFフロラン・マルダが、フランス領ギアナで軍人としての訓練を受けていたそうだ。
マルダは現在44歳。黄金期のリヨンで中心的な役割を担った左利きのサイドアタッカーで、チェルシーでも6シーズンに渡ってプレーした。
晩年はトルコやインド、エジプト、ルクセンブルクなどのクラブに所属し、生まれ故郷であるフランス領ギアナの代表選手としても活動していた。
また、現在リールでプレーしている19歳のフランスU-19代表MFアーロン・マルダの父親であることでも知られている。
『Daily Mail』によれば、今回マルダは出身地のフランス領ギアナで市民予備隊に入隊し、第3森林歩兵連隊の一員としてアマゾンの熱帯雨林で軍事訓練を受けたという。
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マルダはその中でギアナの若者へと人生の教訓を教える役割も果たし、この功績によってフランス領ギアナ国軍上級司令官のマルク・ル・ブイユ将軍から勲章を賜っているとのこと。