22日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第7節、フェイエノールトはバイエルン・ミュンヘンに3-0の快勝を収めた。
21分にロングパスからエースFWサンティアゴ・ヒメネスのゴールで先制したフェイエノールトは、前半アディショナルタイムにもヒメネスがPKで追加点。
そして2-0で迎えた83分、上田綺世がアニス・ハジ・ムーサに代わって出場すると、89分にカウンターから最後は26歳の日本代表FWが落ち着いてコースに流し込んでみせた。
上田はリーグフェーズ第3節のベンフィカ戦以来、約3ヵ月ぶりとなる公式戦ゴール。18日のウィレムII戦で怪我から復帰したばかりだっただけに、うれしい復活弾となった。
一方、バイエルンはアウェイながらまさかの完敗。チームを率いるヴァンサン・コンパニ監督は「この敗戦は我々の個々のパフォーマンスに関連しています。それは決して最高のものではありませんでした。2点、3点取れる感覚はありましたが、それでもフェイエノールトが勝利に値する結果を残したことに変わりはありません」と相手をたたえていた。
リーグフェーズ第7節を終えて、フェイエノールトは11位、バイエルンは15位。ともにプレーオフ進出は確定しており、来週の最終節でラウンド16に直接進出できる8位以内を目指す。
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1月29日の最終節では、フェイエノールトがアウェイでリール、バイエルンがホームでスロヴァン・ブラチスラヴァと対戦する。