日本代表FW浅野拓磨が所属するマジョルカは、20日のビジャレアル戦に0-4で敗れた。
そのなかでマジョルカDFマルティン・ヴァリェントが負傷交代を余儀なくされたプレーが物議を醸している。
試合終盤にヴァリェントがワンツーで相手ゴール前に侵入しようとした際、ビジャレアルMFアレックス・バエナは体をぶつけてブロックしようとした。
175cmのバエナは187cmと体格差のあるヴァリェントに対してジャンプしながらブロックしようとしたが、肩で相手の側頭部を強打する形になった。
ヴァリェントはその場に倒れ込むとプレー続行不可能に。マジョルカのアラサテ監督は、肩だろ!というジェスチャーとともに憤慨していたが、バエナにカードは提示されなかった。
『Marca』によれば、ヴァリェントは外傷性脳損傷(脳震盪)と診断され、病院に搬送されたという。経過観察のために一晩入院したが、翌朝に退院できたとのこと。
試合後、アラサテ監督は「バエナの行動は不必要だった」とコメント。バエナは1年前のマジョルカ戦でも足を踏みつけるプレーが物議を醸しており、マジョルカサポーターたちは彼に激怒していたという。